AIの確率とオッズの確率、差をどう読む?次走予想の結果の見方と注意点
Tabnet競馬の次走予想では、「メインモデル(AI)」と「オッズモデル」の着順確率が、並べて表示されます。この記事では、2つの数字の差をどう読むか、そして、読むときに気をつけたいことを説明します。
差が意味すること
- オッズモデル:単勝オッズと頭数だけから出した、「ふつうの馬」の基準です
- メインモデル:前走の成績やレース条件など、59項目をまとめて見て出した確率です
メインモデルがオッズモデルより高ければ、「同じオッズ・同じ頭数のふつうの馬より、AIはこの馬を高く評価している」ということです。低ければ、反対です。差が小さい馬は、「ほぼ市場どおりに見ている」と読めます。
期待値で考えてみる
期待回収率は、「勝率 × オッズ」で考えられます。たとえば、単勝7.0倍の馬で考えてみます(数字は説明用の例です)。
- オッズから見た勝率の目安は、0.8 ÷ 7.0 = 約11.4%です(計算の理由は、こちらの記事)
- このとき、期待回収率は 11.4% × 7.0 = 約80%です。どの馬でも、オッズから見た確率で計算すると、払戻率の80%に近い値になります
- AIが、この馬の勝率を15%と見ていたとします。15% × 7.0 = 約105%です
つまり、「AIの確率が正しければ」、期待回収率が100%を超える、ということになります。
ただし、AIの確率が正しいとは限らない
大事なのは、この「正しければ」です。次のような理由で、AIの確率は、ずれることがあります。
- 確率は、過去のデータをもとにした推定です。モデルには、誤差があります
- 差が数ポイントしかないときは、誤差の範囲かもしれません
- 当日のパドックの様子や、直前の天候の変化など、モデルが見ていない情報があります
- 的中しやすいことと、儲かることは、別の話です。1着確率が高い馬でも、オッズが低ければ、期待回収率は高くなりません
結果を見るときの順番
1つの目安として、次の順番で見るのがおすすめです。
- まず、メインモデルとオッズモデルの差を見ます。差が小さければ、「ほぼ市場どおり」です
- 差が大きい馬は、なぜ差が出たのかを考えます。前走の内容や、条件の変化が手がかりになります
- 結果の上に、「前走データの一部が欠けていたため、仮の値で補って計算しています」という注意書きが出ていないかを確認します。出ている場合は、その馬の予想の信頼度が、やや下がります
- 最後に、ご自身の見立て(馬場、展開、調教など)と合わせて、判断します
まとめ
- 2つのモデルの差は、「AIがふつうの馬より高く(低く)見ているか」を表します
- 差を期待値に直すと、「AIが正しければ」という前提つきで、考えることができます
- 数字は、判断の材料の1つです。鵜呑みにせず、ご自身の見立てと合わせて使ってください
馬券の購入は、ご自身の判断と責任で、無理のない範囲でお願いします。
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